読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

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ハッピークエスト 清水ハン栄治

皆さんはどういう時に幸せを感じますか。

僕はメンタルの調子を崩したことがあり、当然、そういう状況では幸せなんて感じることはできないし、何が幸せかなんて考えることもありません。

 調子が良くなると、調子が悪い状態に戻りたくないと思うとともに、自分の幸せって何だろうと考えるようになります。

そして、調子の波を繰り返しながら、行ったり来たりしながら、元気な時は、それだけでも幸せなのかも知れないと思うようになってきました。

そうは言っても、人間には欲があるもので、幸せになるためには、何か足りないのではないか、いまの自分は本当に幸せなのだろうかと考えてしまいます。

 

世の中に「幸せ」扱った本をたくさんあり、心理学の世界でも、科学的に「幸せ」を扱った研究も行われています。

僕は、スピリチュアル的なものには興味がありません。

あくまでも、科学的に根拠のあるものを参考にしたいのです。

 

さて、そういう中で、今回の本ですが、何やら怪しげなタイトルの様にも思えます。

幸せを求める旅に出よう。

なにかスピリチュアルな臭いも感じられます。

 

でも、安心してください。

「幸せはスキルと同じで鍛えられる」という事が、科学的根拠に基づいて紹介してある本です。

そのスキルを身に着けることは、ゲームを楽しむようなものであると、このようなタイトルがつけられています。

 

ある研究で、人間の幸福を決定づける要素は「遺伝:50%、生活環境(収入、地位、容姿、住居など)10%、日々の習慣・考え方:40%」だったそうです。

「遺伝」はどうにもできない。

そして、人は10%「生活環境」に幸せを求めるもの。

でも、そこが満たされても10%なんです。

それなら、40%割合を占める「日々の習慣・生活環境」にアプローチした方がいいですよね。

 

 為末大さんが、1年程前に次のようなツイートをしています。

為末さんが上記のデータを知っていたかは分かりませんが、さすがに本質を突いていますね。

twitter.com

 

為末さんの言葉を借りれば、この本は「幸せを感じやすくするスキル」が書かれていると言っていいでしょう。 

この旅は、「マインドフルネス」の章から始まります。

最近話題になることが多いので、聞いたことがある方、実践している方もいるでしょう。

僕も、他の本で関連することを読んでいましたが、なかなか実践できていませんでした。

この本のいいところは、お手軽感だと思います。

何となく、やってみよう、やれそうだという気にさせられます。

まさにゲームですね。

 

旅の途中では、「グラティテュード」という章がありますが、これは昨日の記事に書いた「感謝」に通じます。

saaiwa819.hatenablog.com

 

それぞれの章は、恐らく、それだけで1冊の本が書けるような、そして、これまでそういう本を読んだことがあるようなものでした。

 それが、読みやすく、コンパクトにまとめてあるで、実践しやすいものとなっています。

 幸せ探しをしている人には、何かのきっかけになるかも知れない1冊です。

 

 ちなみに、著者は幸せに関するドキュメンタリー映画も作成しているようです。

僕は、まだ見ていませんが、Amazonビデオ(有料レンタル)で見ようと考えているところです。