本をやセミナーで知識を学んでも、実践する人は3%もいないと言われている。
そして、野村総研の調査によると、純資産1億円以上の富裕層は日本の人口の2%以下である。
これは偶然か、知識を実践している一部の人が成功しているとは考えられないか。
そんな問題提起から本書は始まります。
そして、「分かりやすさ」ではなく、「実践しやすさに」フォーカスし、52の項目について、「AをすればBになる」の形式でまとめられています。
最初から読む必要はなく、自分がなりたい「B」を見つけて、「A」を実践するという使い方をするといいのではないでしょうか。
「B」については、類似する状態をあてはめてもいいでしょう。
僕は自分に言い聞かせるためにも、このブログでは、実践いう言葉を意識的に使っています。
とにかく大事なのは実践することです。
52のルールは、以下の4つに大きく分けられています。
- 人間関係がラクになる11のヒント
- デキる人になる17のヒント
- イライラや不安が消える12のヒント
- 恋愛の達人になる12のヒント
メンタル面に不安がある僕が注目したのは「イライラや不安が消える12のヒント」です。
かといって、この12項目をすべて実践しようとしても無理があります。
まずは、自宅で簡単にできる2つの項目を実践することにしました。
それは、「瞑想」と「笑顔」です。
これは、他の心理学の本にもよく出てきます。
毎朝の習慣にしようと思っていますが、まだまだ習慣にはなっていない。
習慣となり、特に意識しないでも実践できるようになれば、効果も実感できることでしょう。
そして、「デキる人になる17のヒント」の中から、「ナッツを食べる」というのも実践しています。
アーモンドを買い込んで、毎日ボリボリとかじっています。
ナッツ類については、メンタルヘルスマネジメント検定のテキストにも出てくるし、最近はイロイロと効果が宣伝されているようですね。
こんな感じで、出来ることから始めているところ。
自分に合う、合わないもあるでしょうが、とにかくやってみないとわかりません。
そして、すぐに目に見える効果があるというものではないと思います。
行動が習慣化し、気づいたら自分が変わっているということになればいいですね。