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スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール ケリー・マクゴニガル

先日記事を書いた『 スタンフォードのストレスを力に変える教科書』の著者、ケリー・マクゴニガル博士の最新刊です。

「監訳者あとがき」に本書の特徴として、以下の3点が挙げられています。

  1. 著者であるマクゴニガル博士が、「日本人の読者」を意識して書いている。
  2. マクゴニカル博士自身の体験を、ケーススタディーの材料として提供している。
  3. 最新の心理学、行動科学の知見がふんだんに盛り込まれている。

「1」については、本書が『日経ビジネスアソシエ』の連載に書き下ろされたものであるとのこと。

連載を読んだことがある人もいることでしょう。

 「2」「3」については、他の心理学関連の本にもある特徴であり、特に「3」については、これまでの考え方が覆されることもあり、興味深いものがあります。

 

本書は6つの章、25のLessonで構成されています。

各Lessonの最後には、日経ビジネスアソシエ編集部により、そのLessonの「ポイント」がまとめてあります。

時間の無い方は、このポイントに一通り目を通して、興味を持ったLessonをじっくり読むという読み方でいいと思います。

このポイントは、コンパクトにまとめてあり、ここを読むだけでも価値ありです。

 

6つの章の中で、「ストレス」を扱った第5章については、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』を凝縮したものです。

ここを読んでから、『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』で、ストレスとの付き合い方について、深く考えてみるのもいいでしょう。

saaiwa819.hatenablog.com

 ちなみに、6つの章の内容は以下のとおりです。

「成功」

「人間関係」

「やる気(モチベーション)」

「マイナス(負)の感情・状況」

「ストレス」

「リーダーシップ」

 

 全体的に言えることは、何事も考え方次第だということです。 

何事にも悪い面があれば、いい面もあるものです。

悪い面を無視するのではなく、悪い面があるという事も踏まえたうえで、いい面をマインドセットすることが重要となります。

決して、お気楽に考えようというわけではありません。

そのことを理解するためにも、本書の特徴である「体験談」や「最新の心理学、行動科学の知見」が、ふんだんに盛り込まれています。

 

そして、何をやればいいのかという点については、各Lesson最後の「ポイント」に、「具体的な行動」として箇条書きにしてあります。

実践してこその知識です。

本文を読むともに、「ポイント」の中から実践することを拾っていくのもいいかも知れません。

また、「ポイント」には「やってはいけなこと」も箇条書きにしてあります。

これを「やらない」ことも実践です。

 

なんだか「ポイント」を読めばいいですよという感じになってきました。

「ポイント」を読んだうえで、興味を持った箇所については本文を、そして、その分野に特化した別の本を読むということでもいいのかも知れません。