読書 ときどき 文房具

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決断力 羽生善治

映画『聖の青春』が話題になっています。

satoshi-movie.jp

この映画で、主人公のライバルとして描かれているのが羽生善治さん。

僕は将棋には興味がありませんが、さすがに羽生さんの名前と顔は分かります。

この映画の宣伝をたまたま見た時に、羽生さんの著作『決断力』を持っていることを思い出し、読み直してみることにしました。

 

2005年の発売で、当時はかなり話題になった本です。

羽生さんについては、「将棋の凄い人」ぐらいの認識しかありませでしたが、話題の本でもあり、一流の人の思考が参考になるだろうと思い、読んだように覚えています。

もしかしたら、何かの書評がきっかけだったかもしれません。

 

 本書では「経験」という言葉が随所に出てきます。

知識や情報はすぐに手に入る時代ですが、経験を積まないと、その知識や情報を活かすことができません。

多くの経験を積むことで、重要な場面に対処できるようになる。

そういった経験が、本書のタイトルでもある『決断力』にもつながります。

「直観の7割は正しい」というのも、経験があってのもの。

経験が無くては、無意識も働いてくれません。

 

これだけ読むと、ものすごく当たり前のことが書いてあるように思います。

でも、その当たり前のことを実践できる人が、結局は強いんですよね。 

そして、そういう人達は、さらに質のいい経験を積むようになり、さらに強くなる。「強くなる」という表現を使いましたが、「上手くいく」と言い換えれば、何事にも当てはめることができるでしょう。

 

「経験は、積めば積むほどいい」と書かれていますが、「経験を積んで選択肢が増えている分だけ、怖いとか、不安だとか、そういう気持ちも増してきている」そうです。

そして、「そういうマイナス面に打ち勝てる理性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を生かし切るのは難しくなってしまう」とも書かれています。

ここは非常に重要な点だと思います。

特に「失敗した経験」にどう対処するか。

「失敗は成功のもと」と言いますが、同じ失敗を繰り返さないようにしたいものです。

 

この本を最初に読んでから10年は経っています。

その間、僕も様々な経験をしてきました。

同じ失敗を何度も繰り返しもしました。

いいタイミングでこの本を読み返すことができたと思います。

「実践してこその知識」というのが、このブログのモットー。

いろんなことが「上手くいく」ように、これまでの経験を見つめ直し、これからも知識を実践し、経験を積んでいこうと思います。

本の続編となる『大局観』も読むことにしました。 

後日記事にしますね。