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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門  佐藤優

先日記事を書いた『僕らが毎日やっている最強の読み方』の著者の一人、佐藤優さんが、ご自身の「読書の技法」を解説した本です。

saaiwa819.hatenablog.com

 

 『僕らが毎日やっている最強の読み方』にも書かれていましたが、佐藤さんは、本の内容により、三つの読み方を使い分けているそうです。

「熟読」「普通の速読」「超速読」の三つです。

本書では、この三つの「読み方」について、詳しく解説されています。 

他には「読書ノートの作り方」「何を読めばいいのか」「本はいつ、どこで読むか」ということが書かれており、その読書スタイルには圧倒されます。

 

読書をする大前提として、以下の二点が重要性が何度も書かれています。

  1. 時間は有限であるから、多くの本を読むには速読が必要である。
  2. しかし、基礎知識がないものは速読できないので、熟読で基礎知識を身につける必要がある。

確かに、この前提を意識していないと、速読も熟読も中途半端なものになりそうです。

 

基礎知識を身につけるために、高校レベルの教科書と学習参考書を活用することがすすめられています。

大学を出て20年経ちますが、大学受験の時の知識が残っていればと感じることは、確かにあります。

「はじめに」に書かれている、次の箇所が印象的です。

受験勉強の知識が記憶に定着していないという内容の後に続きます。

もっとも、受験勉強で勉強した内容は、かなりの部分が記憶の蔵に蓄えられている。

あのとき勉強した知識も、仕事や人生の役に立てるために再活用するという意欲を持ち、正しい方法論、すなわちより高度な専門知識を身につけるために高校レベルの基礎知識が不可欠であるとの認識を持って、再度、教科書と受験参考書をひもとけば、その知識は確実に生きた知に転化する。

 

教科書・学習参考書の使い方について書かれた章では、「世界史」「日本史」「政治」「経済」「国語」「数学」の分野ごとに、著者の実例を交え、教科書・学習参考書が紹介されています。

教科書・学習参考書という発想はいままでなかったので、これはやってみようと思います。

まずは、「国語」で紹介されている『NEW出口現代文講義の実況中継』を読むことにしました(昨年、改訂版が出ているようです)。

 「すべての勉強の基礎になるのは読解力である」と著者も言っており、まずはその点を勉強し直す必要を感じたからです。

 

佐藤さんの「読書の技法」が全ての人に適しているとは思いません。

また、とてもじゃないですが、同じようにはできません。

一方で、自分の「読書の技法」が確立できていないのも否めない。

最終的には、ある程度「速読」できるようになりたいと思っています。

そのためにも「熟読」により、基礎知識を身につける。

佐藤さんの技法を参考にし、有意義な読書ができるようにしたいですね。