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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

心理学が教える人生のヒント アダム・オルター

「プロローグ」にある次の箇所がこの本の内容を的確に表しています。

この本は「ドランク・タンク・ピンク」やその他の見えないいくつもの力が、私たちの思考、感情、行動を形作る時に果たす役割を解き明かすものだ。

そのような「力」が、以下の9つにカテゴリーに分けて解説してあります。

「名前」「ラベル」「記号」「誰かに見られている」「他社を見る目」「文化」「色」「場所」「天気とあたたかみ」

「心理学教える」というタイトルからすると、少し違和感がある分け方です。

 

そう思って原題を見ると、『DRUNK TANK PINK AND OTHER UNEXPECTED FORCES THAT SHAPE HOW WE THINK,FEEL,AND BEHAVE』でした。

「DRUNK TANK PINK」については、「プロローグ」で触れられており、ピンクの持つ影響力を表した言葉です。

この本の象徴としてタイトルにつけられているのでしょう。

要は、冒頭の引用部分が、原題のタイトルですね。

 

何が言いたいかというと、翻訳本のタイトルって大事だなあということ。

映画もそうですよね。

『心理学が教える人生のヒント』なのは間違いないんですが、なんかしっくりこないんです。

原題に当たる癖をつけようと思いました。

原文を読むのは語学力は無いですが、さすがにタイトルぐらいは訳せるでしょうから。

その方が、本の全体像がつかめそうです。

レベルの低い話ですいません。

 

 さて、肝心の内容についてです。

実際に起きた事件・出来事や心理学の実験等を紹介し、人が無意識のうちに様々なものから影響を受けていることが、カテゴリーごとに詳しく書かれています。

心理学関連の本は何冊か読んでいるので、知っているものもあれば、知らないものもありました。

知っているものは流して、知らないものはしっかり読む。

佐藤優さんの「読書の技法」には程遠いですが、心理学関連の本を読む時のイメージができたように思います。

これまた、レベルの低い話ですいません。

ちなみに、佐藤優さんの『読書の技法』の記事はこちらです。

saaiwa819.hatenablog.com

 

それで、何が重要かと言えば、自分が影響を受けていることに気づいていないことです。

気づいていないと、どうしようもありません。

そういう力があるということを知っていれば、その影響力を利用したり、無視したりできる。

「この状況はあれだ!」と気づくための知識と訓練が必要かと思います。

そのためのお薦め本として、メンタリストDaiGoさんがバイブルとまで呼ぶ『影響力の武器』という本があります。

 

「影響力」という視点でいけば、『影響力の武器』を先に読んでおいた方がいい。

そのうえで、今回紹介している『心理学が教える人生のヒント』を読み、初見のケースを、新たな知識として上乗せしていくという感じです。

 数多くのケースが紹介してあるので、僕もそうですが、心理学に興味を持ち始めた人であれば、何かしら新たな知識を得ることができるでしょう。

 

タイトルの件に触れましたが、実は本文の訳も分かりにくいところが多々あります。

そういう面からも、心理学の知識は少しでもあった方が良さそうです。

そのうえで、知識量を増やすために、新たな知識を拾い読みしてはいかがでしょうか。