今年は「心の掃除」の上手い人になりたい。
そんな思いで、今年最初の1冊にこの本を選びました。
サッカーの長谷部選手が自著『心を整える。』で、この本を紹介しているという記事を見かけたことから、読んでみたように覚えています。
僕はサッカーにはあまり興味はありませんし、『心を整える。』も読んでいません。
ニュース等で見る長谷部選手に好感を持ち、その著作に興味が湧きました。
また、ネット上でメンタルヘルス界隈をウロウロしていると、斎藤茂太さんの名前をたまに目にします。
そんなこともあり、『心を整える。』に直行ではなく、この本に流れたのでしょう。
この本自体が、長く読まれている本だというのも大きかったですね。
さて、「心の掃除」とは何でしょうか。
自信のなさ、心のとまどい、無気力、コンプレックス、品性のなさ等が心の中にあると、それが表に出ることを恐れてしまいます。
そういう恐れる心が、不安とストレスを増大させ、知らず知らずのうちに、イライラ、ベソベソ、グズグズの悪循環に入っていゆく。
そんな悪循環から抜け出すにはどうしたら良いか。
それが「心の掃除」です。
そのための考え方や具体的な方法が6つの章、69項目に まとめられています。
メンタリストDaiGoさんの本もそうですが、こういうタイプの本は、いくつかこれだと思えるものに出会えます。
全ての項目を網羅するのは無理ですし、自分に合う合わないもあるでしょう。
だから、これだと思ったら、徹底的にやってみることが重要です。
「徹底的に」というのが重要なのですが、それがなかなかできない。
そうしているうちに、心のごみの悪循環から抜け出せなくなっている。
2016年もそんな1年だったように思います。
そんななか、このブログを始めたことは、自分にとって大きな行動でした。
読書でインプットした知識を、ブログでアウトプットして、実践につなげていく。
少しずつですが、そういう流れが出来ているような手応えを感じています。
昨日、この本を読み返したことで、「2016年の心の大掃除」をやったことにします。
2017年は、まめに「心の掃除」を行い、心のごみの悪循環に入らないようにしたいと思います。