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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

「接続詞」の技術 石黒圭

今年は「読み書きのスキル向上」を目標にしている訳ですが、これまでも「文章術」の類の本はいろいろと読んできました。 

その中でも、石黒圭さんの『文章は接続詞で決まる』は、接続詞の重要性を教えてくれた有意義な1冊です。

 その『文章は接続詞で決まる』の実践編として書かれたのが、今回紹介する『「接続詞」の技術』です。

『文章は接続詞で決まる』も読み返し、2冊続けて読みましたが、接続詞の多彩なキャラクターに、日本語の奥深さを感じさせられます。

 

そもそも、接続詞についての考え方は様々であり、厳密に定義するのは難しいようです。

本書は「実用書なので、接続詞の厳密な定義は避け、文を越えて前後の文脈をつなぐ働きをするものは広く接続詞と認定しています」というスタンスで書かれています。

そのうえで、以下の4類10種に分類し、それぞれが詳しく解説されています。

  • 論理の接続詞 順接・逆接
  • 整理の接続詞 並列・対比・列挙
  • 理解の接続詞 換言・例示・補足
  • 展開の接続詞 転換・結論

 同じ項目に分類される接続詞についても、細かいニュアンスによる使い分けが例示されており、言葉に対する感覚を磨いていく必要性を感じました。

 

 『文章は接続詞で決まる』を最初に読んだのは数年前です。

頭の片隅でなんとなく意識はしていたものの、接続詞に対する気持ちの高まりは過去のものになっていました。

今回、実践編である『「接続詞」の技術』を読み、合わせて『文章は接続詞で決まる』を読み返したことで、その気持ちが蘇ったように思います。

しばらくは、接続詞を使うたびに、この2冊を確認することになりそうです。

 

接続詞の知識は、読む時にも参考になります。

意識していなくても、普段から接続詞を手掛かりに読んでいるはずです。

また、速読を意識する場合、重要な接続詞に続く箇所は読み飛ばせないでしょう。

まさに、「読み書きのスキル向上」につながる本ですね。

 

 是非、「接続詞の世界」をご堪能ください。