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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 田中圭一

漫画 メンタルヘルス 読書

ブログのプロフィールにも書いていますが、僕は精神疾患で通院・服薬中です。

病名は、双極性障害ということになっています。

もともと、うつ病の症状で受診をしたのですが、テンションの上げ下げが激しい時期があり、双極性障害の薬も飲むようになりました。

現在は、仕事に行きつつも、たまに数日寝込んでしまうことがあり、「うつトンネル」から抜け出したとは言い難い状態です。

 

そんな僕ですが、今回紹介する本は、うつ病で苦しんだ方々が「うつトンネル」から抜け出した体験談を集めたものです。

著者の田中圭一さんも、うつ病で苦しんだ経験があり、自身の話から始まります。

こういう体験談は、数があることが大事で、自分と似たような状況の人が見つからないと、逆に不安になります。

そういう意味では、出てくる方々の「職業」に少し偏りがあるように思います。

作家、ゲームクリエーター、AV監督、雑誌編集者といった職業の方から、ロックミュージシャンの大槻ケンジさんと、クリエイティヴな職業の方が多く紹介されています。

もっと、普通の勤め人のケースが多いと良かったかなと思いました。

 

 それでも、17人の体験談が掲載されているので、「症状」「性格」「感情」「環境」と、何かしら共感できる点は見つかるでしょう。

僕にとっては、元高校教師の方の、休職と復職を繰り返す状況を表現した次の言葉が、まさに自分の状況に重なりました。

進めど進めど いっこうに 光が 見えない まるで だまし絵の階段を 永久に上っているような 気分でした

 

また、講演をした後は3日ほど寝込むという小説家の宮内悠介さんのエピソードも、印象的でした。

僕も3日ほど寝込んで元気になることがあり、この状況はもの凄くわかります。

宮内さんは、講演の後は「寝込む」こと見込んでスケジュールを組むとのことです。

勤め人はこれができないので、羨ましいなと思いました。

土日と有給でなんとかやりくりしないといけません。

 

さて、「うつトンネル」どうやって抜け出したかが、本書の一番重要なところです。

そういう体験談を読めば、自分も少しずつ進んでいこうと考えることができます。

「うつトンネル」は人それぞれですが、自分との共通点を見つけ、そこを抜け出した人がいれば、文字通り「光」となります。

自分とは違う点よりも、自分と同じ点をみつけるように読んみたいですね。

 

ちなみに、電子書籍限定でフルカラーバージョンとなっているようです。

スマホタブレットのアプリで読めばカラーで楽しむことができます。

モノクロのキンドル端末と比較してみましたば、カラーが断然お薦めです。