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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

「原因」と「結果」の法則 ジェームズ・アレン(著) 坂本貢一(訳)

先日、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)無料体験の感想記事を書きました。 

saaiwa819.hatenablog.com

この中で、「Kindle Unlimited」と「キンドルオーナーラブラリー」との使い分けについて触れています。

今回は、数少ない「Kindle Unlimited」の対象ではない、「キンドルオーナーライブラリー」の対象本の記事を書きます。

そういう訳で、「キンドルオーナーライブラリー」の2017年2月分として読んだ本です。

 

訳者曰く、「正確な数字はわかりませんが、この世界の歴史上もっとも多くの読者を獲得してきた自己啓発書だと言って間違いないでしょう」とのことで、僕も以前読んだことがあります。

しかし、本棚のスペースの関係で処分していました。

上記の条件にあたる、数少ない本でもあり、読み直してみることにしました。

 

この本には、「訳者まえがき」があります。

以前の記事で「訳者あとがき」は先に読んだ方がいいと書きました。

「訳者あとがき」は、本の内容をコンパクトにまとめてあり、本文の理解を助けてくれることが多いからです。

 そういう意味では、「訳者まえがき」は親切だと思います。

 

その「訳者まえがき」に翻訳者が、この本に始めたであった時のエピソードが書かれています。

アメリカ人の老婦人から、少し遅いクリスマス・プレゼントとして、もらったのが、この本の原書だったそうです。

その時、その女性が次のようなことを言ったとのこと。

何かあって落ち込んだりした時に読んでごらんなさい。人生なんて、とても単純なものなのよね

 この言葉を念頭を読み進めると、ちょっと話が違うなあと感じました。

 

確かに「単純」です。

しかし、落ち込んだ時に読んだら、さらにへこみそうです。

なぜなら、けっこう厳しいことが書いてありますからです。

この本の主旨は以下の一文に集約されています。

人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である

 

要するに、「人格」も「環境」も「運命」も、全て自分の「思い」次第であるということです。

落ち込んでいる時に、こんなこと言われると、へこみますよね。

まあ、多くの自己啓発書の根本にあるのが、この考え方なんでしょうが。

この本が、その後の多くの自己啓発書に影響を与えているようですから。

 

自己啓発書のピラミッドがあれば、限りなく頂点に近いのがこの本でしょう。

この本には、具体的な行動にはほとんど触れられていません。

その理念を具現化しようと、世の多くの自己啓発書が枝分かれしているというところでしょうか。

基本に帰る1冊でした。