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読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル向上」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

書く力 私たちはこうして文章を磨いた 池上彰 竹内政明

 池上彰さんと読売新聞のコラム「編集手帳」を担当している竹内政明さんの対談本です。

内容は、タイトルになっている「書く力」について。

昨日記事を書いた『新訳日本語の作文技術』は、文学的なものではなく、実用的なものを対象としたのでした。 

www.saaiwa819.com

 今回紹介する『書く力 私たちはこうして文書を磨いた』については、少し文学的なもの寄りという印象です。

「わかりやすい文章」というより、「上手い文章・面白い文章」を書くための本と言えます。

 

池上さんが、竹内さんのコラムを次のように評しています。

この話はどこへ行くのだろうと思わせる書き出し。そうか、そう来るかと思わず唸る展開。急転直下、余韻を残して終わる文章。

また、朝日新聞の天声人語との比較として、竹内さんは次のようなことを言っています。

天声人語はジャーナリズム部門に出場していて、私の編集手帳は文章職人部門に出場している感じでしょうか。

これは、天声人語はジャーナリズムとしてはしっかりしているが、コラムとしては表現の工夫が足りないとの話の流れで出てきた言葉です。

全体的に上記引用部分のようなイメージで話が進められています。

少し文学的なもの寄りといったのが、おわかりいただけたでしょうか。

 

そこで、このブログはどういう位置づけなんだろうという疑問がわいてきました。

本の感想、文房具の感想。

実用的なもの寄りのつもりですが、読んでくれる人が少しでも楽しんでくれるといいなとも思います。

とはいえ、現時点では「わかりやすい」を意識することで精一杯です。

先々では「分かりやすい」だけでなく「上手い・面白い」も身につけたい。

 

そう考えた時に、僕に圧倒的に足りないのが「引出し」の量です。

ブログを書いていても、言葉や表現、題材となるエピソード、引用できる名文等が全く足りていないと実感しています。

当り前ですが、本書の中に出てくるお二人の「引出し」の量には全くついていけません。

文章術の本には必ず書いてあることですが、これを補うにはとにかく読むことでしょう。

 

僕の今年の目標は「読み書きスキルの向上」です。

特に今年は「質より量」を意識しています。

とにかく「量」が足りていない。

「量」をこなすなかで、これは使えそうだというものをストックしていくつもりです。

そういう意味では、このブログも一つのストックですね。

 

本書では、「引出し」を増やす方法として、名文を書き写すことが推奨されています。

そう言われても、何を書き写していいのかわからないのが正直なところです。

そこで、他の人の書評を書き写すのはいいかもしれないと思いつきました。

最近、語彙や表現方法を参考にしようと、雑誌や新聞の書評欄をしっかり読むようにしています。

その中で、これはいいなと思ったものを書き写すのもいいかもしれませんね。

今度、試しにやってみようと思います。

 

 以前、池上さんと佐藤優さんの対談本の記事を書きました。 

www.saaiwa819.com

 この時感じた自分の知識不足を、今回もしっかり味わいました。

 「書く力」を向上させるためにも、今年はとにかく読みます。