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うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 下園壮太

 Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で読んだ本です。

Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)については、無料体験の時に感想を書いていますので、参考にしてください。

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また、「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」のカテゴリーを作っています。 読み放題にどんな本が入っているか興味がある方は参考にしてください(随時追加していきます)。

 

 先日、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)で本を探していると、「うつ」という大きな文字が現れました。

そして、その横には「脱出」と書かれています。

この表紙に引き寄せられて、まずは著者を確認しました。

どこかで見たことがある著者だと思い、他の著作を確認したところ、読んだことがある本があったのです。

その読んだことがある本がこちらです。

学校では絶対に教えてくれない 自分のこころのトリセツ

学校では絶対に教えてくれない 自分のこころのトリセツ

 

 こちらの本から著者の経歴を抜粋します。

 

防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に入隊。筑波大学で心理学を研修。1999年より陸上自衛隊初の心理幹部として、多くのカウンセリング経験を積む。陸上自衛隊衛生学校メンタルヘルス教官として、衛生科隊員(医師・看護師など)にメンタルヘルス、自殺防止、カウンセリングなどを教育する。

 

この経歴を見ただけでも、読んでみたくなりませんか。

陸上自衛隊の心理幹部、陸上自衛隊のメンタルヘルス、なんだか気になりますよね。

そんな感覚で、3年ほど前に読んだ本でした。

今回紹介する本がいい本だったので、こちらの本も読み直すことにしました(ほとんど頭に残っていなかったので・・・)。

後日記事にしたいと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、『うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」』の感想に入ります。

うつからの脱出を図る「自信回復作戦」は、敵を知ることころから始まります。

うつ状態についての説明です。

 この説明が、僕にはかなりしっくりきました。

ここは人それぞれかもしれませんが、ちゃんとわかっている人だなと思えることで、その後の話に説得力が増します。

特に 「うつからの回復の特徴」を四つの時期に分けて、「うつ状態からの離脱に最も重要なのは、最後のリハビリ期だと考えている」という点は、本当に重要だと思います。

この認識があるかどうかは、その後の回復に大きく影響があるでしょう。

 

その点を踏まえたうえで、「プチ認知療法」として紹介されているトレーニングを読んでいくといいでしょう。

最初に紹介されているのが「マジカル40」、別名「四〇〇回、四〇回の原則」というトレーニングです。

これはトレーニングというより、文字通りの「原則」です。

「人は、自分を変えようとするとき、四〇〇回の刺激を受け、四〇回失敗して初めて変化する」

その後に紹介されるトレーニングも、四〇回ぐらいは失敗しないと上手くいきませんということですね。

うつ状態だと、とにかく失敗にへこみます。

失敗を織り込み済みで考え、繰り返してトレーニングしましょうという、非常に重要な原則です。

 

 紹介してあるトレーニングは、合う合わないがあるため、何がいいとは言えません。

しかし、上記の二点は必ずおさえておきたいところです。

リハビリ期に焦らず、繰り返し行動する。

「おわりに」に書かれいる次の文章にもつながりそうです。

実はこの「自信回復作戦」、最大のねらいは「時間を味方にする」ということだ。

トレーニングを続けることで、時間を味方にしたいですね。

 

ここで紹介していること以外にも、うつ状態をしっかりわかってくれていると思えることがいくつも書かれています。

読みながら、何度も頷いていました。

この「わかってくれている」という感覚が、ものすごく重要だということに気づかせてくれました。

うつ状態からなかなか抜け出せない人(僕もそうです)に、是非読んでほしい一冊です。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

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