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脳はなにげに不公平 パテカトルの万脳薬 池谷裕二

 副題の「パテカルトの万能薬」は、著者が「週刊朝日」で連載してるエッセイの名称とのことです。

では、パテカルトとはなんでしょう。

「はじめに」から引用します。

 パテカルトはアステカ文明の神話に登場する神です。酒の神、ひいては「薬」をつかさどる神として古代メキシコで崇められていました。その謎めいた存在が、脳そのものの不可思議さを彷彿とさせ、薬学部で脳の研究をしている私には、とくにお気に入りの古代神です。実際、「パテカルトの万能薬」は私がもっとも気合を入れて書き続けている連載なのです。

 

この引用部分に、この本のエッセンスが詰め込まれています。

  • パテカルトは、酒の神、薬の神として古代メキシコで崇められていた。
  • 著者は薬学部で脳の研究をしている。
  • 著者はパテカルトがお気に入りである。
  • 「パテカルトの万能薬」は、著者がもっとも気合をいれて書き続けている連載である。

 

さて、僕は脳に関連する本を何冊も読んでいます。

その中でも、池谷さんの著書は非常にわかりやすく、脳の本性をさらけ出してくれるところが面白い。

その池谷さんが、「もっとも気合をいれて書き続けている連載」から62回分を厳選したのがこの本です。

「脳の本なんては難しいのでは」と思う人がいるかもしれませんが、気軽に読めて、脳のいろんな側面を知ることができます。

 

掲載されているエッセイをひとつ紹介します。

タイトルは「上流階級ほどモラルが低い?」

このタイトルを見ると、最近世間を騒がせている国会議員さんとか、タレントさんを思い浮かべる人がいるのではないでしょうか。

タイトルには「?」がついていますが、様々な実験結果が、この「?」は外してもいいことを物語っているようです。

このような興味深い切り口で、発表されている論文等紹介しながら、脳のいろんな側面をさらけ出してくれます。

 

実は、この本が発売されたのは2016年3月で、今年の5月に続編が発売されています。

連載一回分で読みきりとなっているので、どこからでも読んでもかまいません。

僕はまだ読んでいませんが、続編のほうを先に読んでも問題ないでしょう。

このシリーズに限らず、池谷さんの本は、脳の不思議に触れるきっかけにおすすめです。

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