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はじめてのサイエンス 池上彰

 「おわりに」に次のような一文があります。

 現代に生きる私たちは、もはや「私は文系なので」などと尻込みしているわけにはいかないのです。

 

なぜ「尻込みしているわけにはいかない」のでしょうか。

それは、「国際情勢から日本という国の未来まで、あらゆる局面に科学の考え方や発想が密接にかかわって」おり、「日々、新聞やテレビで報道されるニュースをきちんと理解し、私たちの社会のありかたから国際情勢、そして地球の未来までを自分の頭でしっかり理解し、考える」必要があるからです。

そこで、『はじめてのサイエンス』の登場となります。

 

この本に書かれていることは大きく二つと言っていいでしょう。

「科学的思考」「科学的知識」

序章で「科学的思考」について解説したうえで、「現代のサイエンス」として、六つの分野において、身近な例を上げ「科学的知識」の解説がなされます。

 

六つの分野は次のとおりです。

「物理」「化学」「生物」「医学」「地学」「環境問題」

たとえば、「物理」であれば原爆の開発から平和利用としての原発まで、その歴史的背景やエピソードと、そこに「科学的思考」が用いられている様子について解説されています。

「科学」では水素エネルギー、「生物」では遺伝子研究、「医療」では再生医療、「地学」では地震、「環境問題」では地球温暖化といったところが主に扱われています。

 

では、「科学的思考」とはどういうものでしょうか。

序章に次のようなことが書かれています。

 科学とは「疑うこと」からスタートします。そこから仮説が立てられ検証されることで、さまざまな発見に結びつき、歴史を動かし、私たちの生活を大きく変え、そして未来をも左右していきます。 

 ここから三つのキーワードが見えてきます。

「疑うこと」「仮説」「検証」の三つです。

 

当たり前と思われることでも「疑うこと」

当たり前を疑えば、別の「仮説」が必要になります。

そして、それを「検証」する。

「科学的思考」とはこの繰り返しということになるでしょう。

 

著者は次のようにも言っています。

私たちにとって科学的な思考は武器になります。この武器を身につければ、サイエンスのさまざまな知識を手元にぐっと引き寄せて、身近なものとして考えることができるでしょう。

「武器」であると同時に、情報過多の時代においては「防具」にもなるのが「科学的思考」ではないでしょうか。

「疑うこと」「仮説」「検証」

この三つを自分の思考に組み込み、「科学的思考」を攻めと守りの両面に活用すること。

六つの分野の「科学的知識」の実例を挙げながら、「科学的思考」がどういうものかを教えてくれる一冊です。

 

ちなみに、この本は少し前に「Kindle日替わりセール」で購入したものです。

しばらく「積読」していたので、いつ購入したのかを確認したら、2017年8月20日でした。

比較的積んでいなかったほうです。

もっと前から積んでいるKindle本が何冊かあります。

読みやすいものから読んでしまうので、どうしても「厚い」本が残ってしまいます。

 

「Kindle日替わりセール」は毎日チェックして、読みたいと思ったら購入することにしています。

 ほかにもセールがいろいろと行われているので、読みたい本はチャンスを逃さないようにしたいところです。

その分、「積読」が増えていき、残るものは残ってしまうのですが。

紙の本と違い、場所を取るわけではありませんが、「厚い」本も読みつつ、あまり積み上がらないようにしたいと思います。 

 

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