読書 ときどき 文房具

「メンタルヘルス」「心理学」「脳」「読み書きスキル」「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」「読書・仕事等に使える文房具」等々

スポンサーリンク

東大から刑務所へ 堀江貴文 井川意高

 なんと言っても、タイトルが上手いですね。

「東大」と「刑務所」が並んでいたら、思わず凝視していまいませんか。

 そして、著者のお二人が豪華です。

堀江さんはすぐにわかると思いますが、井川さんはわからない人もいるかもしれません。

僕は、井川さんの『溶ける』を読んでいたので、すぐにわかりました。

『溶ける』は、井川さんの出所後に文庫版が出ています。

このタイトルで、この二人の対談本。

これは読むしかありません。

実際に読んでみると、いくつもの教訓を得ることができる本でした。

そういうことを抜きにしても、エンターテイメント性の高い読み物としても楽しめます。

「事実は小説より奇なり」と言いますが、二人の生き様が凄まじい限りです。

 

特に井川さんのギャンブルの件は、庶民にはフィクションとしか思えない内容です。

詳細は『溶ける』を読んでもらうとして、この本の「はじめに」から引用します。

勝ったり負けたりで動かした賭け金の総額はいつしか100億円、1000億円どころか、延べで「兆」単位になっていたらしい。

(略)

そしていつしか、私の負け金総額は106億8000万円までに到達していたのだ。

 

では、どのような教訓を得ることができるのか。

この本では、随所に「ムショの教え」「東大の教え」として、漫画風の要点整理のようなページがあります。

それぞれから、ひとつずつ紹介します。

 

ムショの教え

 残念ながら日本はヤバい国なのだ 井川意高

 この国では一歩間違えれば、誰もが刑務所の中に行く 堀江貴文

 

東大の教え

 ゴルフクラブで殴られながら英語を勉強した 井川意高

 東大進学は東京にでるための口実だった 堀江貴文

 

「東大の教え」は、「教え」というよりは、二人が子どもの頃から東大生時代をどのように過ごしたかという内容です。

地方から東京に出たいという堀江さんの気持ちはものすごくわかります。

井川さんのほうは、やはり住む世界が違いますが。

こちらは学生時代の話なので、僕のような四十半ばの人間とっては、過去の話と言えます。

 

一方、「ムショの教え」は、これからの自分に降りかかる可能性がある話です。

これは何歳であっても言えること。

さすがに東京地検特捜部に狙われるようなことは無いでしょうが、取り調べは似たようなものでしょう。

また、拘置所や刑務所での生活も知っておいて損はないでしょう。

だって「この国では一歩間違えれば、誰もが刑務所の中に行く」のですから。

 

「おわりに」の中で、堀江さんが「人間万事塞翁が馬」と言っています。

東大から刑務所へ。

そして、出所して新たな人生を歩みだした二人。

今後のご活躍を期待しています。

 

スポンサーリンク

 

 

【関連記事】

www.saaiwa819.com

 

www.saaiwa819.com

『刑務所いたけど何か質問ある?』堀江貴文(原作)西アズナブル(漫画)について触れています。

 

www.saaiwa819.com